中国ビジネス誌 446号(12.06.04) ダウンロード(pdf)
週刊メール情報(第446号)をお届けします。
今週は、日本円と人民元の直接取引による交換が東京と上海の両市場で開始されたニュース、ドラッグストアの「ウエルシア」が中国の百聯集団と組んで5年後に500店出店するとしたニュース、シンガポールの大手医療機関が日本に進出するとしたニュースなどを取り上げました。
中国政府が日本円と人民元との直接交換を認めた背景には、人民元の国際化とドル依存からの脱却の動きがあります。
一方日本では、外国人向け医療機関の少なさ、ドラッグストアの中国進出の遅れが目立っています。内向きな日本に人民元の直接取引が何をもたらすか、期待したいものです。
即席ラーメンの発祥地は言わずと知れた日本、しかしその最大消費市場は中国へと、ご多分にもれず主役が変更しています。
日本発祥の技術が次々と飲み込まれていく中国市場、モノづくりの重要性を堅持しつつ市場性重視への転換を日本企業は図るべきではないでしょうか。